Sep
23
2007

鈴木理策 「熊野、雪、桜」

写真美術館へ行ってきた。気分が乗らなくても、ある程度定期的には行っとかないと、となぜか思ってしまう場所。

今回はタイトルの内容であった。
鈴木氏らしい切り取り方だなぁ。

見せ方が良かった。
火祭りの写真ブースでは、真っ黒な壁に、真っ赤な火が映える。
そこを通り過ぎると、あたり一面雪の世界へ。
真っ白な空間に面食らう。
桜の写真は、何か別の見せ方があったらもっと面白かったと思う。

写真展を観るということは、「写真」だけをじっと観るのではなくて、
空間そのものも含めて、写真を「体験・体感」すること。
どのように伝え、観てもらいたいのか。
そういう観点では、まとまっていた展示だったと思う。

ページの先頭へ