Sep
11
2013

アンドレアス・グルスキー展(ANDREAS GURSKY)に行ってきた

国立新美術館で9月16日まで開かれている「アンドレアス・グルスキー展」に行ってきました!

色々な都合で見に行くかどうかずっと悩んでいたのですが、気がつけばもう終了日が迫ってる!写真と関わっている以上、やっぱり見ておかねばならぬよね…ということで、行くことにしました。

グルスキーの作品を目にするのは2回目で、2005年に東京国立近代美術館で開かれた「ドイツ写真の現在――かわりゆく「現実」と向かいあうために」という企画展以来。昨年見に行けなかった東京都現代美術館の「トーマス・デマンド展」の作品も、この企画展で見ていました。
あれから9年…。お二方とも名のある美術館で個展が開けるようになったのを思うと、感慨深いものがあります。
(写真美術館や写真専門のギャラリーでの開催じゃないところがいいね。)

写真のサイズがどんどん大きくなっている件についてというエントリーを書いたことがありますが、もうまさにグルスキーのことですよね。とにかくでかい。小さい作品もいくつかあるけど、やっぱり「精密・群衆」の迫力を描くにはあの位でかくないとインパクト出ない。

初期の作品「ガスレンジ」は、一見誰でも撮れるんじゃない…?と思わせる写真だけど、解説のおかげで大層立派作品に見えてくる不思議。(こじつけ感ありありだったけど)(私は写真の複雑難解な「解説」が好きではないのであまり読まないのですが…。)

被写体の著作権やCプリントとインクジェットプリントの違いなど気になる所を残しつつ、たっぷりとグルスキーの世界を堪能したのでした。

グルスキーの

  • 撮影ポイント(場所)の選び方
  • 着眼点
  • フットワーク
  • 技法に捉われない

ところが好きだ!

グルスキーの写真集

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