Mar
21
2006

西原 理恵子「女の子ものがたり」を読んだ

皮膚科の待合室に置いてあった、西原理恵子の「女の子ものがたり」。
「私の順番よ、来るなー!」
と思うほどのめりこんで我を忘れて読んだ。

せつない。
泣けた。
花粉症で良かった。

お話は、一人の少女が友達とともに成長する様を描いたものだが、貧乏で最低限の生活を強いられている子供たちは、苦しいけれど笑っている。

笑うしかないのだ。

* * *

私の中学時代はキョーレツであった。
そして友達もキョーレツだった。
新大久保という「ヤクザ」な町で、色んなことをして自分の居場所を探していたなぁ。

捕まった子も、学校に来なくなった子も、いじめてた子も、いじめられていた子も、悪いことしていた子も本当はすっごく良い子でやさしくて。

どうしてこんなに良い子のことを、大人は分からないのだろう。

寂しいだけなのに。
早く大人になりたかったんだなぁ。

先日ある人に「かわいい写真」だと言われた。
「性格が悪い人が撮るような写真ではない」と。
普段、腹の中が真っ黒で毒舌な私は、恥ずかしくて顔から火が出そうだった。

中学の頃のような、純粋で透明で無垢な時間を探しているのがバレたかと思って。

やっぱり写真を見てもらうのは、未だに恥ずかしい。

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